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形見分けについて考えよう。〜形見分けとは〜
みなさんこんにちは、大阪市浪速区で遺品整理を行っているオールサポートプロです。
大切な方が亡くなり、葬儀、四十九日などを済ませた後にやらなくてはいけないことといえば、遺品の整理や形見分けです。
形見分けってそもそも何?と思われる人もいらっしゃるかもしれません。
今回は形見分けの意味ついて考えていこうと思います。
1.形見分けの意味
形見分けとは一般的に故人が生前愛用していたものを遺族や友人に分けて贈ることです。昔から行なわれている日本独特の風習で、以前までは「親から子へ、先輩から後輩へ」と、目上の人には贈らないとされていましたが、現在は親しい間柄であれば年齢・立場などに関係なく誰でも受け取れるように変わりつつあります。
どのようなものが形見分けの対象になるかというと、簡単に言えば金銭的価値があまりないものが該当します。なぜなら110万円を超えるものを形見分けの際に送ってしまうと贈与税が発生してしまうからです。例えば10万以上するような高いブランド物の時計だと相続財産としてみなされてしまいますが、数千円で売っているような時計であれば形見分けを行っても大丈夫でしょう。愛読書、アクセサリー、時計などの身の回りの物や、釣り道具や茶道具、将棋、囲碁などの趣味のものなど贈る相手の好みに合ったものを渡すと良いでしょう。
次回は、形見分けを行う時期についてご紹介いたします。
お困りごとの際はオールサポートプロまでご相談ください。