手術時や投薬の際はインフォームドコンセントが必要になります。
みなさんこんにちわ、豊中市で遺品整理をしているオールサポートプロです。
みなさんは「インフォームドコンセント」という言葉をご存知でしょか?
なんとなく医療関係の話かな?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
■インフォームドコンセントはアメリカ発祥
インフォームドコンセントはアメリカで生まれた考え方です。
直訳すると「十分な説明を受けた上の同意」という意味があります。
アメリカではかつて医療訴訟の数がとても多い国でした。
十分な説明のないまま手術が行われ、失敗してしまった場合、訴訟を起こされてしまい敗訴してしまうケースが多かったのです。
そこで生まれたのがインフォームドコンセントです。
お医者さんが念入りに治療方法や薬について患者に説明し事前に同意を得ることで、納得のいく手術をうけてもらうことができました。
■日本でも定着しつつあるインフォームドコンセント
現在は日本でもインフォームドコンセントが定着しつつあります。
医療訴訟が少なかったため、日本ではなかなかこの考え方が広まりませんでした。
しかし、患者自体がしっかりと手術の内容、リスクなどを知ることで、たた受け身になるのではなく病気に立ち向かう姿勢を持ってもらう、医師とのコミュニケーションを行う機会によいなど様々な理由で採用されはじめました。
■患者主体で決定
インフォームドコンセントは医師が主体になって決める医療ではなく、患者主体になって治療方法をきめていきます。
説明の場には、患者だけでなく家族の同席が求められます。
もし患者が出席できない場合は家族のみの参加でも問題ありません。
説明の際は医師からの説明をメモにとりましょう。そしてわからないことがあればその場で質問をして解消しましょう。
■医師からの説明を聞いたら
医師からの説明に同意した場合は、手術同意書にサインをしましょう。
納得のいかない場合は、他の病院の医師の説明を聞く「セカンドオピニオン」を取ることも可能です。
いかがでしたでしょうか?
元気なうちは馴染みがないインフォームドコンセントですが、年齢を重ねるにつれて手術を伴う病気のリスクが増えていきます。
いつか来るその日のために準備をしておきましょう。
当社では遺品整理、不用品回収、ハウスクリーニング、ゴミ屋敷清掃など様々なサービスを提供しております。
お困りごとの際はオールサポートプロまでご相談ください。
孤独死が発見された後の流れって?2
みなさんこんにちは、豊中市で遺品整理を行っているオールサポートプロです。
前回に引き続き、孤独死が発見された後の流れについてご紹介いたします。
孤独死したご遺体の親族の特定が終われば警察から連絡が来ます。親子、兄弟、親戚の順に連絡が取られ後日、遺体の確認と手続きのため警察へ出向きます。
事件性がないことが確認できたら警察が保管していた金品や通帳、印鑑などの貴重品がご遺族に返還されます。
また、故人が生前住んでいた賃貸物件と部屋の中の様子(汚れや匂いの程度)を知らされます。
遺体を確認した後は、葬儀の手配を行います。
葬儀会社に問い合わせたり、インターネットなどで検索を行い葬儀を手配しましょう。孤独死の場合、葬儀をせずに火葬のみで済ませる方が多いです。
葬儀の対応をできる方がいない場合は、各自治体が対応します。
葬儀と同時に考えなければならないのが、故人が生前暮らしていた家の清掃です。
賃貸契約している住宅は入居者なくなったら速やかに掃除をして開け渡さなくてはなりません。
孤独死で亡くなっているため、発見が死後から長期間経過していることもあり、腐敗臭や体液による汚れが家中に染み付いています。
そのため、ご自身で掃除することはできず特殊清掃が可能な業者に依頼することになります。ハエやゴキブリなどの害虫駆除や消臭を行い、お部屋の原状回復までサポートしてくれます。
部屋の掃除が終わったら、故人名義で契約していたものの名義変更や解約をする必要があります。特に住民票の変更届けや、公共料金の名義変更や解約は葬儀後速やかに行うことをお勧めします。
預貯金や自動車、不動産などの名義変更は相続が確定してからしかできません。
年金や健康保険の状況も調査し、死亡を届け出ましょう。
クレジットカードや携帯電話などの解約も必要となります。
お困りごとの際はオールサポートプロまでご相談ください。