グリーフケアが必要な方への接し方とは~その2~
みなさんこんにちは、大阪市東成区で遺品整理を行っているオールサポートプロです。
前回に引き続き、グリーフケアが必要な方への接し方についてご紹介いたします。
伝えるのを避けたい言葉(続き)
6.悲しみを否定する
・私まで悲しくなるから泣かないで
・悲しそうにしているあなたを見たくない
7.死の意味を話す
・成仏してるよ
・神様や仏様が決めたことだ
・そのうち生まれかわっていつか会える
8.褒める
・あなた強いんだね
・思ったより元気だね
・立ち直ったんだね
グリーフの中にいる方のそばにいると上記のような言葉をどうしてもかけがちです。
しかし、この言葉をかけるのであれば隣で寄り添って、自分の意見は言わず「うん、うん」と話を聞き頷いてあげる方が良いでしょう。
また、大切な人が亡くなったことを知らないふりして接するのはやめてください。
人の死のことを話題にしてしまうと傷ついてしまうのではないか?困るのではと考え何事もなかったように振舞ってしまうかもしれませんが、孤独感を増してしまう原因となりより傷つける結果となってしまいます。
グリーフの反応は人それぞれで、予想もつかない行動(敵対・八つ当たり・攻撃)を受けることもあるかもしれません。しかし神経が過敏になってしまっているから仕方がないと、大きな気持ちで支えてあげましょう。
お困りごとの際はオールサポートプロへご相談ください。
グリーフケアが必要な方への接し方とは〜その1〜
みなさんこんにちは、大阪市西成区で遺品整理を行っているオールサポートプロです。
大切な人を亡くし落ち込んでいる人を支え、力づけたいと思う気持ちは自然と湧いてくるでしょう。
しかし支えたいという気持ちから出る言葉や行動がグリーフケアが必要な方を傷つけてしまっていることがあります。
グリーフ中の反応は、悲しくて泣いたり落ち込むだけではありません。
他人に向ける怒りや、無力感、自責感、罪悪感、思慕、絶望、不安、過活動など人によって異なります。
外では元気そうに振る舞っていても、家の中ではガクッと電池が切れたようにうなだれている人もいますし、判断能力や行動能力が低下しているため、怠けて見えるような人もいます。
無理にグリーフ中の方に、励ましの言葉や気休めの言葉をかけるのはかえって傷つけてしまいます。
伝えるのを避けたい言葉をまとめました。
1.励まし
・早く元気になって
・頑張って
2.気休めの言葉
・時間が経てば普通の生活に戻れる
・お気持ちはよくわかります
3.比較する
・もっと辛い思いをした人がいます
・私の知人は〜だったから大丈夫よ
・あなたはまだいい方よ
4.前進を進める
・忘れて新たな気持ちで進もう
・まだ若いんだから次に進もう
5.立ち直りが遅いことを指摘する
・いつまでもクヨクヨしていてはダメだ
・もう少し前向きになろう
・もう1年経ったのだから元気を出そう
次回に続きます。
お困りごとの際はオールサポートプロまでご相談ください。